銀河鉄道999の星野鉄郎がかぶっている帽子か欲しくて、長年探し回っているダイビング捻挫です。こんにちは。
そんな片寄った趣向で帽子を愛する私が、わりとこだわっているのが『レインハット』です。大抵のレインウェアにはフードがついているためレインハットをかぶっている人は少ないと思うのですが、実はすごく快適なのです。釣りにおいては、周りの人が少なくなる雨はチャンスでもあるため、少しでも快適に過ごせるように装備を整えていたりします。と、いうことで、今回は『レインハット』についてご紹介したいと思います。
レインハットとは
出典：linkfast楽天市場店
『レインハット』とは、名前そのままですが雨天時に被ることを想定して作られているハットです。ビニール製の物から撥水素材や防水透湿性素材などを使用した物などがあります。
フードじゃだめなの？
大抵のレインウェアにはフードがついています。わりと良いレインウェアではフードが立体裁断で作られているため被りやすく、雨を防ぐ事に関しては十分であるため、フードでいいんじゃない？と思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。ただ、レインハットはフードに対して以下の利点があるのです。
視界が広い
フードは、ウェアの襟元に縫い付けられているため、首の左右の動きに追従できません。顔の側面まで覆っているため、首を降って左右、または後方を見ようとしてもフードが邪魔になります。左右を見るときは体ごと転回させる必要があり、自転車に乗っているときは特に不自由を感じたりします。
その点レインハットは視界が良好。雨の日に安全に自転車に乗るために是非とも使って欲しいのです。
あ、傘をさして自転車に乗るのは論外ですよ。
周りの音が聞きやすい
フードは耳を覆っているため音が聞こえにくくなります。また、雨がフードに当たる音がフードの中で反響するためことさら周囲の音が聞き取り難くなるのです。雨の中でフードを被っていると人との会話もままならないことも。これは友人との釣りの時に強く感じました。また、視界の件と同様に自転車に乗っているときも、後方からの車の接近に気がつきにくくなります。
レインハットも雨が当たる音はしますが、フードほど周りの音が聞き取り難くなることはないので、会話も普通の声の大きさでできますし、周囲の音にも気付くことがでしるでしょう。
風で飛びにくい
フードを被って自転車に乗ると、ちょっとした向かい風でめくれてしまい、煩わしく感じたことはないでしょうか？フードがめくれないように、絞め紐（ドローコード）を引っ張ると雨の吹込みを防ぐ範囲が狭まり顔が濡れやすくなったりもします。レインウェアでフードが立体裁断となっているものは風でめくれ難くなっていますが、やはり絞め紐を引かないとめくれたりもしてしまいます。
レインハットには首紐がついており、風で飛ばされることはありませんので、向かい風にストレスを感じることはないでしょう。
雨の日じゃなくても使える
レインハットの使用をおすすめしたい方というのは
- 通勤・通学や子供の送迎で雨の日も自転車に乗らなければならない人
- 登山や釣り、キャンプといったアウトドアを楽しむ人
ということになりますが、雨の日にしか使えない訳ではありません。ビニール製の安価な物は、雨の日以外で使用するのはヴィジュアル的に厳しいものがありますが、アウトドアウエアブランドからでている物はデザイン的にも非常に良い物が多く、普段使いの帽子としても使用したくなるものが数多くあります。
また、レインハットはつばの部分が広く、ゴアテックスなどの防水透湿性素材を使用している物は帽子の中が蒸れにくいため、夏場の日焼け防止のためにかぶる帽子として使うのもおすすめかと思います。
レインハットに使われる素材の特徴
レインハットに使われている素材の特徴を知っておくと、より間違いのない製品を見つけることができると思います。
ビニール
リーズナブルなものや子供用などに多いビニール製。大きな特徴としては『透明』な部分を作れることです。つばの部分が透明のビニールになっているものは上方の視界も良好。深く被っても視界をある程度確保できます。
防水透湿性素材
防水透湿性素材で有名なのはゴアテックスですが、防水透湿性素材はメーカーでも開発を競っています。レインハットの内側に使われており、外からの水は通さないものの湿気（水蒸気）は通すため、帽子内部が蒸れることなく快適なかぶり心地となります。
撥水製素材
生地表面に撥水基という突起を敷き詰めるように配置することで水の表面張力を利用し、生地への染み込みを防ぐようにした素材です。レインハットの外側に使われていることがあります。生地に水が染み込まないため、防水透湿性素材の特徴である湿気の放出が妨げられることがありません。
おすすめレインハット
数あるレインハットの中でも特におすすめな物を5つ選んでみました。年によってモデルチェンジしてしまうので売り切れの際はご容赦くださいデス。
フェニックス
透湿防水性を兼備した素材「DRY BARRIER」を採用し、フルシームシーリングが施された非常に快適なかぶり心地の防水ハット『Bergalga（ベルガルガ） 3L Rain Hat』。後頭部側のつばが長いロングテール仕様となっているため、下を向いた際にも首元に水が入りにくくなっているのが非常にイイ！です。釣りなどにも非常におすすめです。
アウトドアリサーチ
アメリカのワシントン州シアトルに本拠地を構えるアウトドアブランド「アウトドアリサーチ」。『OR』のロゴが印象的な高性能ウエアがそろっているブランドです。シアトルソンブレロは非常に過酷な環境でも耐えられるように作られたレインハット。多分レインハットの中でも最強レベル。ゴアテックス採用でかぶり心地も良く、ロングテール仕様のしっかりとしたつばは、強風時にもへこたれることはありません。
ノースフェイス
街中でも使えるデザインでありながら機能性も抜群の「THE NORTH FACE」。その名の通り防水透湿性素材ゴアテックスを採用しているベーシックな作りの「ゴアテックスハット」は、雨の日だけでなく、普段使いにもおすすめのアイテム。どんな服にも合わせやすいシルエットとカラーバリエーションが特徴です。わざわざ雨の日用として用意する必要がないのは良いですよね。
アブガルシア
釣具メーカーアブガルシアはウエアなども出しています。「3レイヤー レインハット」は三層防水透湿素材である東レブリザテックを採用し、ゴアテックスを採用したものよりリーズナブルでありながら、しっかりと快適なかぶり心地をそなえているのが特徴です。釣りだけでなく様々な野外活動に使ってみても良いかと。「あ！釣りされるんですか？」と聞かれてることもきっとあります。
子供用
子供用の物でもおすすめの物を一つということで、前出のフェニックスから。透湿防水性を兼備した「DRY BARRIER」を採用し、つばの部分にビニール素材を使って上方の視界を確保した「Jr.Visible Rain Hat ビジブル レイン ハット」。ドローコードを引いてあげれば風で飛ばされることもありません。かわいらしく、視認性も優れたカラーバリエーションとなっているのもおすすめポイントです。自転車での送迎なんかをしてあげることの多いご家庭には特におすすめです。
レインハットで雨の日をより快適に
雨の日が不快なのは濡れるからに他なりませんが、濡れても快適である状態さえ作ってしまえば、割と活発に活動できたりもするものです。レインハットは雨天の不快さを取り除いてくれるアイテムの一つ。快適に、安全に過ごせるようになるので一つは持っておいても損はありません。是非お気に入りのレインハットを見つけてみてくださいね。
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