【キャンプギア】ヘキサタープ・レクタタープを1人で設営しよう!

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どうもこんにちは。ダイビング捻挫です。
キャンプなどのアウトドアで大人の魅力をみせつける事ができるシーンの1つが『設営』です。私は、手際良くキャンプの設営をしてしまう異性を見たら、間違いなく一発で惚れてしまいます。
中でもタープの設営は、モデルによってはちょっとしたキャンプ力を問われる作業。そんなタープの設営を1人でできるようになれば、控え目に言っても『キャンプ中級者』を名乗っても良いかと思います。
というわけで、今回は『タープを1人で立てる手順』についてご紹介いたします。

タープの種類

タープはアウトドアメーカーから様々なタイプのものが発売されていますが、大きく分けると、自立する物としない物の2つに分けられます。

フレームタイプ


テントのような構造をもっているタープ。4つの支柱で支える構造の物が多く不慣れな人でも1人で設営することが比較的簡単にできます。サイドにメッシュのスクリーンがある物は虫などの侵入を防ぐことができ、虫が苦手な人にもおすすめです。ただ、部品が多く収納性は低め。横風にも弱くアウトドアにおける魅力の1つ「開放感」を感じにくいという側面もあります。

ポールタイプ


2本、あるいは数本のポールと幕体のみで構築するタープ。不慣れな人は1人で立てることがやや難しいのですが、何と言っても自然の中で風を感じながら景色を楽しむといった開放感を存分に感じることができるのが最大の特徴。テントとの組み合わせにおいても天候などを考慮しながら設営できる自由度の高さもあります。フレームタイプに比べて部品が少ないため収納性は高く横風にも強いのですが、雨の吹込みや虫の侵入を防ぐことはできません。

ポールタイプの設営手順

2本のポールと張り綱で構築するポールタイプのタープは、設営途中自立してくれないため、不慣れな人にとっては設営が難しく感じられるかもしれません。ただ、コツを覚えてしまえばどうということは無く、部品が少ないことからフレームタイプよりも素早く設営することが可能です。

手順1.ポールを組み立てる

2本のメインポールを組み立てておきます。サイドに使用するサブのポールがある場合は、それらもあらかじめ組立てておきましょう。

手順2.幕体とポールの位置決め

幕体を広げ、メインポールを取り付け位置に合わせて地面に置きます。この時に風向きやテントを張る位置なども考慮しておくと良いでしょう。

手順3.メインポール用のペグ打ち

メインポールを立てる前にポール用のペグを地面に打っておきます。ペグはメインポールを一度その場で立ち上げ90度向きを変えて倒した先端位置に打つようにします。

 手順3.張り綱(ロープ)を付ける

ポールの先端をタープにつけ、張り綱(二又のロープ)もポールの先端につけます。張り綱は「自在金具(長さを調節する金具)」で短くなっているようであれば伸ばしておき、ペグに引っ掛けておきます。メインポール2本とも同じ状態にします。

手順4.ポール立ち上げ

タープ、張り綱が付いたメインポールの片方を立ち上げます。ポールの接地する部分がタープの下に行くするように立ち上げると、逆側のポールの張り綱とタープが外れてしまう事を防ぐことができるでしょう。ポールを立ち上げたら、張り綱の「自在金具」を軽く(8~9割程度のテンション)締めると、ポールは張り綱とタープが引っ張り合うため、手を放しても倒れないはずです。もう一方のポールを立ち上げたら張り綱を自在金具でしっかりと締め上げておきます。


手順5.サイドへの張り綱(ロープ)の取り付け

タープの両サイドにある穴に張り綱を取り付けます。サイドポールを使用する場合は、ポールを取り付け、ポールの先端に張り綱を引っ掛けます。張り綱は両サイドでテンションが釣り合うように対角どうしで角度合わせて張るようにしペグで固定します。サイドの張り綱のテンションを調整し、タープにシワがでないようにすれば設営完了です。

タープ設営おすすめアイテム

ポールタイプのタープを設営する上でオススメのアイテムをご紹介いたします。

ペグ

メインポールやサイドにつける張り綱を固定する「ペグ」は設営する環境によって使い分けるのが理想ですが、ペグばかり何種類も持つわけにはいきません。そんな中でも特に活躍の場が広いのが「鍛造ペグ」。土中の岩、石を砕く強度をもっています。タープに使うペグは30センチ以上の物にしましょう。

スノーピークソリッドステーク

鍛造ペグのスタンダードと言えばスノーピークの「ソリッドステーク」。様々な地面の状況をものともせず抜群の刺さりの良さを発揮してくれます。

エリッゼステーク

ソリッドステークに引けを取らない強度を持った信頼の燕三条製。カラーバリエーションも豊富です。地面で回転しにくい楕円軸が特徴的。

ペグハンマー

ペグを地面に打ち込むだけならテキトーなトンカチでも良いのですが、片付けまで考えるのであれば、専用ハンマーが非常に使いやすくておすすめです。良い専用ハンマーを使っていると「わかっている人感」も出てきます。

スノーピークペグハンマー Pro.C

交換可能な銅ヘッドを採用し打撃時の腕への衝撃を吸収することができるペグハンマー。打面も大きくペグに当てやすいので、フルパワーで速やかにペグを打ち込めます。

エリッゼステーク アルティメットハンマー

ヘッド部の素材を選ぶことができるペグハンマー。高耐久素材から衝撃緩衝素材まで好きな物を装着することができます。

軽さ重視のペグハンマー。リーズナブルな価格ながらペグの打ち込みから抜き取りまでをしっかりと行うことができる機能を備えています。ソロキャンプなどにもおすすめ。

キャンプやバーベキューの設営は大変な作業でしょうか?はたまた面倒な作業でしょうか?どう感じるかは人それぞれですが、ギアを使いこなし、手際よく準備・撤収できるようになることはアウトドアレジャーの楽しみの1つだと思います。手際が良くなれば、必然的に他の事に多くの時間を割くことができるようにもなりますので、みなさんも是非「設営スキル」を磨いてみてくださいね!
▼タープの片づけについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

▼コンロ周りをクールにしたいならプリムスオンジャは如何でしょうか?

▼キャンプでの一食を手短にすると遊ぶ時間がかなり増えたりしますよ。








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